卒業生インタビュー

看護学科卒業生

1期生
Sさん(看護師)
医療学部 看護学科 1期生
天理よろづ相談所病院 看護部 勤務

小学校で養護の先生に憧れたのがきっかけ。
多くの人の役に立ちたいと看護師を志した。
現在は、ICUで看護を担当。

どんな時も患者さんに寄り添い支えていける看護師でありたい

私のいるICU(集中治療室)は、緊急で入院される方も多く、患者さん本人もご家族の方も、強い不安を抱いておられます。
まだまだ学ぶことも多いですが、できる限り患者さんの生活を援助し、患者さん、ご家族双方から信頼される看護師になりたいです。

S

お仕事ポイント

意識のない方、自分で身の回りのことを「したくてもできない」方が多いので、できる限り丁寧なケアを実施。
声かけなども、意識してこまめに行っています。

天理医療大学で学んで良かったことは?
天理よろづ相談所病院で働いている、現役の医師や看護師による講義があること。
現場でのリアルな話をうかがえるほか、看護技術を学ぶ際にも、実際に病院で行われている方法を教えてもらえるので、実践力が身につきます。
大学時代に頑張っておくと役立つのはどんなこと?
臨地実習は、実際に役立つことが多いと感じました。
教科書での勉強も重要ですが、あくまでも基本です。
本当の患者さんと直に関わって自分で考え、アセスメントを行い、看護計画を立てる経験は、大変貴重だと思います。

ICUに来られる患者さんは、もともと手術後に入室予定だった方のほか、救急などで運ばれてくる方もおられます。
呼吸器をつけなくてはならなかったり、会話ができなかったりと、他の病棟に比べて重篤な患者さんが多いのも特徴。
患者さんの状態に細心の注意を払いながらケアを実施します。

S

患者さんの薬を準備する時は、必ず2人の目で確認。

S

医師の指示のもと、薬剤の調製を行うことも。

Tさん(助産師)
医療学部 看護学科 1期生
天理よろづ相談所病院 看護部 勤務

子どもが大好きで、助産師になりたくて看護師に入学。卒業後進学して資格を取得し、念願の助産師としての一歩を踏み出した。

確かな知識と技術を身につけて頼りがいのある助産師になりたい

助産師の仕事の魅力は、新しい生命の誕生に立ち会えること。
産婦やその家族と一緒にお産を乗り越え、喜びを分かち合えることに大きなやりがいを感じます。
だからこそ、もっともっと知識や技術を磨き経験を重ねて、妊産婦に寄り添える看護ができるようになりたいです。

T

お仕事ポイント

助産師として、妊婦の看護から分娩管理および介助、褥婦の看護、新生児のお世話、産後指導などを幅広く担当しています。

天理医療大学で学んで良かったことは?
実習で慣れないことが多く辛い時でも、先生が話を聞いてくださり、たくさんのアドバイスをいただけたこと。
また、実習以外にもグループワークの授業が多く、さまざまな人の意見をきくことができてとても良かったと思います。
大学時代に頑張っておくと役立つのはどんなこと?
看護の基礎をきちんと学んでおくことが一番ですね。
妊婦さんのなかには合併症など他の症状を併発する方もおられます。
「授業や実習で学んだ事例や知識、アセスメントがここにつながるんだ」と、その大切さを実感しています。

産婦人科は、お産がいつ起こるかわからないため、日々の忙しさがバラバラで予測がつかないことが特徴とも言えます。
助産師の仕事はお産の介助だけでなく、妊婦健診の補助から新生児の看護、母児の体調管理まで、妊娠期、分娩期、産褥期を通じてあらゆるケアを行っています。

T

妊産婦の様子を見て出産に備え、分娩台を準備。

T
2期生
Nさん(看護師)
医療学部 看護学科 2期生
天理よろづ相談所病院 看護部 勤務

いとこが看護師をしており、その充実した楽しそうな姿に魅力を感じたのがきっかけ。現在は、血液内科に勤務している。

じっくりと患者さんに向き合い寄り添っていく看護師でありたい

私のいる血液内科は、患者さんの入院生活が長くなる傾向があります。
その分ゆっくりと患者さんに関わることができるので、やりがいは大きいですね。
全ての治療を終えて退院される患者さんの笑顔を見るとき、この仕事に就いてよかったと実感します。

N

お仕事ポイント

化学療法や放射線療法、造血幹細胞移植に対する副作用の観察、予防行動の指導のほか、身のまわりのケア、精神的なケアなどを幅広く行っています。

天理医療大学で学んで良かったことは?
大学のいいところは、勉強しやすいところ。
図書館がしっかりしているし、その上の階に先生の研究室があるのもよかったです。
また、実習先が、最初から最後まで変わらず天理よろづ相談所病院なので、集中して学べるのもいいですね。
大学時代に頑張っておくと役立つのはどんなこと?
やはり臨地実習です。
実習を通して、アセスメントの方法をじっくりと学ぶことができたので、それが今の土台になっていると思います。
また、先生が作ってくださったプリントが、今でもさまざまな勉強で役に立っています。

血液内科には、いわゆる難病の患者さんも多くおられます。
治療法が日々新しくなるので、患者さんに気を配ると同時に、専門知識をどんどん勉強する必要があるのもこの科の特徴です。
特に抗がん剤は種類が非常に多く、複数の抗がん剤を併用したり選択したりしなくてはならず、勉強が欠かせません。

N

毎日の巡回では、患者さんの血圧や顔色を確認。

N

医師の指示のもと、細心の注意をはらいながら点滴を準備。

Iさん(看護師)
医療学部 看護学科 2期生
天理よろづ相談所病院 看護部 勤務

進路について悩んでいる時に、介護士の兄に勧められ、医療の世界を志した。
第一希望の総合内科に配属となり、日々頑張っている。

患者さんの思いを汲んで動ける看護師として成長したい

さまざまな症状の患者さんを受け入れる総合内科は、情報収集やアセスメント、患者さんに寄り添うことなど求められるものが多く、想像していた以上にハードです。
でも、患者さんに「ありがとう」と声をかけていただいたり、元気になられた姿を見ると、うれしさがこみ上げます。

I

お仕事ポイント

患者さんを巡回して体調や病状の変化を観察し、それぞれのセルフケアをサポート。
さまざまな検査や薬の準備、食事の介助などを担当しています。

天理医療大学で学んで良かったことは?
先生が学生のことを親身に考え寄り添ってくださること。
私は勉強があまり得意ではありませんが、「看護の視点」をじっくりと教えていただけました。
また、実習先病院と大学が学びやすい環境を整えていてくれたのがありがたかったです。
大学時代に頑張っておくと役立つのはどんなこと?
1つひとつの授業をしっかりと受けること。
印象に残っているのは、4年生のときに癌患者の看護について話をしていただいたこと。
看護する側、される側の思いなども伝わってとても印象に残っており、役立っていると思います。

総合内科は、原因がはっきりしていない状態で来られている患者さんも多いです。
ここで検査をして、治療方針を決めていきます。
入院期間が半年以上に及ぶなど回復まで長い時間が必要な方や、免疫が低下している方もおられるので、消毒や感染のリスクなど衛生面については特に意識しています。

I

患者さんの病状を確認するには、コミュニケーションが重要。

I

臨床検査学科卒業生

1期生
Sさん(臨床検査技師)
医療学部 臨床検査学科 1期生
天理よろづ相談所病院 臨床検査部 勤務

医療の仕事と生物化学の授業に興味を持ち、臨床検査技師を目指すことに。
現在は、生理機能検査室で超音波検査などを担当。

些細な変化も見逃さない信頼される検査技師になりたい

現在、主に担当しているのは、超音波検査。
腹部エコーを中心に、心電図検査にも携わっています。
今はまだ、先輩の指導を受けながらの検査ですが、いずれは超音波検査士の資格を取得し、「任せて安心だ」と思ってもらえる技師になりたいと思います。

S

お仕事ポイント

被験者はご高齢の方が多いので、コミュニケーションをうまく取れるよう努力しています。
教科書通りではない結果が出ることもしばしばで、日々学んでいる状態です。

天理医療大学で学んで良かったことは?
4年次の研究実習で、病院の方と一緒に研究できたことです。
約3ヵ月指導いただき、論文を書き、発表も経験。
就職前に病院の人と深く関われるだけでなく、今後必要になる学会発表のためのスキルも身につけられました。
大学時代に頑張っておくと役立つのはどんなこと?
実習後のレポートなどで、文章をしっかり書くこと。
実は現場では、伝わりやすい文章で検査結果をまとめる力が重要なんです。
超音波検査でも、撮影した画像だけでなく、文章でも説明を書いて一緒に医師へ送っています。

生理機能検査室は、8時半から17時まで稼働。
その他、入院病棟などでも検査を行います。
腹部エコーと言っても、心臓以外のほぼ全身が検査対象なので、患者さんの症状は様々。
所要時間は1人25分程度が多いですが、関節の検査など、1時間くらいかかる検査もあります。

S

腹部にプローブをあてて、その様子をモニターの画像で確認。

S

検査結果の画像を分析し、結果をまとめて医師へ報告。

Iさん(臨床工学技士)
医療学部 臨床検査学科 1期生
天理よろづ相談所病院 臨床検査部 勤務

臨床検査技師を目指して入学。
臨地実習の時に臨床工学技士の仕事を見、話を聞く機会を得たことがきっかけで臨床工学技士の道に進んだ。

「人に尽くす」という理念を胸に臨床工学技士として実力を磨きたい

生命維持管理装置を扱う臨床工学技士の仕事は、いわば命に直結する仕事。
やりがいはとても大きいですが、その分責任も重大です。
まだまだ知識や技術は未熟だと思うので、周りの皆さんに喜んでいただける医療者になれるよう、頑張って実力をつけていきたいと思います。

W

お仕事ポイント

臨床工学技士として、人工心肺装置や人工透析の関連装置など、主に生命維持管理装置を扱っています。

天理医療大学で学んで良かったことは?
天理よろづ相談所病院の臨床検査技師から学べることですね。
実習はもちろん、4年生の時に行う研究の際も、1人に1人ずつ技師の方がついて指導をしてくれます。
いろんな相談もできるし、国家試験の時も応援していただきました。
大学時代に頑張っておくと役立つのはどんなこと?
臨地実習や現場を経験して実感したのが、「教室で学んだ勉強の大切さ」です。
日々の授業で学んだ内容を理解していなければ、現場での対処はできないんだなと感じました。
今もことあるごとに大学時代の教科書を引っ張り出しています。

心臓血管外科の手術をサポートする人工心肺業務、透析室での透析介助業務、心臓カテーテル室での業務、機器の保守管理を行うME業務など、病院中の生命維持管理装置の操作と保守点検を担います。
臨床工学技士として、医師や看護師と共に、チーム医療の一員として医療を支えています。

W

機器の数値を1つひとつ確認。

W
2期生
Tさん(臨床検査技師)
医療学部 臨床検査学科 2期生
天理よろづ相談所病院 臨床検査部 勤務

子どもの頃から天理よろづ相談所病院になじみが深く、高校生の時に医療系を志した。
現在は臨床検査部で生化学検査を担当。

検査結果の判断が的確な頼れる検査技師を目指します!

現在は生化学検査を担当。
血液、尿、体腔液といった検体を測定し、データの承認を行っています。
実際の検体を測定したデータから得られる知識や発見はとても多く、勉強になりますね。
しっかりと実力をつけ、周囲から頼られる技師になりたいです。

T

お仕事ポイント

分析装置がはじき出す数値をどう判断するかがもっとも重要。
また、正しい結果を導くためには分析装置についても理解が必要なので、常に勉強が必要です。

天理医療大学で学んで良かったことは?
天理よろづ相談所病院とのつながりが非常に強い学校なので、3年次の臨地実習もここで行います。
職場の雰囲気や環境、一緒に働く先輩などを実習の段階で知ることができるので、それが実際に就職してからの助けになりました。
大学時代に頑張っておくと役立つのはどんなこと?
卒業研究を頑張っておくことをおすすめします。
知識の基盤を築くうえで各分野の勉強が重要なのはもちろんですが、技師として就職した後に学会発表を行う機会が出てくることを考えると、とても役に立つのではないかと思います。

臨床検査部の生化学部門では、毎日8時頃から外来の患者さんの採血や尿の提出が始まり、前後して入院されている患者さんの検体も集まってきます。
だから、機器の準備は8時前からスタート。
検査が落ち着いてくる午後以降は、分析装置のメンテナンスや試薬の補充なども行っています。

T

検査機器に検体をセットして、出てくる数値をチェック。

T

患者さんの検体を扱うときは、丁寧かつ慎重に。

Iさん(臨床検査技師)
医療学部 臨床検査学科 2期生
天理よろづ相談所病院 臨床検査部 勤務

臨床検査技師というあこがれの仕事に就くことができ、日々多くを学びながら仕事ができることに喜びを感じている。

親身な助言と学習環境のおかげで今の自分がある!

大学の先生は、いつも親身になって話を聞いてくださり、国家試験も就職活動も、クラス全員で頑張れました。
就職先の天理よろづ相談所病院には、臨地実習や卒業研究で在学中からお世話になりました。
検査部の全部署で実習を経験し、雰囲気を知って社会人の一歩を踏み出せたのが心強かったです。

I

お仕事ポイント

実際に患者さんと接する検査なので丁寧な対応を心がけています。
必要な画像を多く残すには豊富な知識や技術が必要。
的確な画像を残せるよう頑張っています。

天理医療大学で学んで良かったことは?
やはり、天理よろづ相談所病院で長時間をかけて行う臨地実習がよかったと思います。
臨床検査部の全部署で実習を経験し、技師さんが丁寧に教えてくださるので、現場の雰囲気を肌で感じながら多くのことを学ぶことができました。
大学時代に頑張っておくと役立つのはどんなこと?
検査データを読む講義と卒業研究です。
就職して、データから病態を考える力の大切さを実感しました。
卒業研究では、学校の先生や病院の技師さんと研究をまとめ、論文作成と発表を経験。
研究成果を伝えることの難しさを実感しました。

生理検査は、8時半から17時まで実施しています。
現在私が担当しているのは超音波検査で、腹部だけでなく乳腺や血管などの検査も行っています。
あらかじめ予約が入っている検査と、当日緊急で入る検査があり、スタッフ10人程度で1日につき約100件の検査を行っています。

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腹部エコーで臓器の状態を記録

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画像を見て腫瘍などを確認